一戸建てにおすすめの住宅設備5選【新築での実体験】

「いよいよ家を購入! 設備や装備はなかなか買い直しもできないから、よくよく検討して、後悔しないものを選びたい」

 

そんな人へ。流し読みでもよいので、この記事を読んでみてください。
(4年前の自分に教えてあげるつもりで書きました)


 

私は結婚してから、賃貸マンション、分譲マンション(中古)を経て、40代後半で一戸建て(オール電化)を新築
現在に至るまで3年半ほど住んでいます。

 

40代後半でマイホームというのは遅めの購入だと思いますが、その分、しっかり情報を集めて、老後のこともある程度意識したつくりにできたかなと思います。

 

やはり何十年も住むことを考えると、家の間取りや設備・装備は慎重に選びたいもの。

そこで、私の経験から特に一戸建てでおすすめの設備や装備を紹介してみたいと思います。

 

「これから一軒家を建てたい!」「リフォームしたい!」と考えている方、ぜひ参考にしてみてください。

さらに、今となっては少し後悔していること、失敗したかな…と思っていることもいくつか挙げてみます。

 

マイホームにおすすめの住宅設備・装備を紹介

では、私が一戸建てを新築するにあたり、こだわったところ、導入してよかった設備などを紹介します。

 

①書斎スペース - 在宅勤務(テレワーク)にも便利

我が家にはLDKに接した3畳の書斎スペースがあり、長机を据え付けて2人が余裕をもって並んで座れるようにしています。

ここで書類を書いたり、パソコンでの調べものや勉強ができるようになっています。

このように、ごく限られたスペースでもよいので、書斎があるととても便利です。

マンションに住んでいた頃は、ダイニングテーブルで書類を書いたり、子どもの勉強を見たりということが多かったのですが、食事の時にいちいち片付けが必要になるし、食べかすなど汚れが書類についてしまうのも気になるので、一戸建てでは絶対書斎を作ろうと思っていたのです。

リビングの一角に書斎スペースを設けている家も多いのですが、できればごく限られたスペースでもよいので、閉め切れる場所を確保するのがおすすめです。

これにより、リビングで子どもがテレビを見ていても気にせずに、デスクワークや勉強に集中することができます。

3畳でも1人だと広く感じるので、その半分の1.5畳でも確保できると書斎スペースとしては十分です。

 

なお、これに関連して、最近のトレンドとして念頭に置いておきたいのが、在宅勤務(テレワーク)への対応です。

電話会議やテレビ会議で、家族の声や生活音が会社の人に聞こえてしまうことがないように、また自分自身が業務に集中ができるように、やはり完全に閉め切れる部屋にすることが理想と言えますね。

私の会社では、何年も前から在宅勤務制度が導入されているのですが、テレワークをしている同僚側から、子どもの声や生活音が聞こえてくるのは「あるある」です。

ビデオ会議だと、ベランダに干してある洗濯物が見えてしまったりすることも(笑)

我が家の書斎は、完全にドアを閉め切ることができるので、家族の声や生活音を聞かれる心配はあまりなく、業務に集中することができます。

2020年4月には、コロナ感染防止のために緊急事態宣言が出され、私の会社も従業員に基本テレワークを義務付けていることもあり、完全個室となる書斎を作っておいてよかったとの思いを一層強くしています。

 

②システムキッチン – IHクッキングヒーター

我が家のキッチンはペニンシュラ型と言われるもので、片側が壁付けになっている対面型です。つまり、アイランドキッチンの片方が壁付けになったタイプですね。

私は料理が好きで、週末(さらには在宅勤務日も)夕食作りをするのですが、現在のキッチンは調理スペースが広くて何品も同時に作れるので、とても気に入っています。

特に重宝するのがIHクッキングヒーター。

揚げ物をするときに、温度設定ができ、タイマー設定ができたりと便利です。

あと、何と言っても掃除が楽! 少し拭くだけであっという間にきれいになります。

ガスコンロの時は、鍋が噴きこぼれると五徳部分をどのように掃除してよいか分からず途方にくれていましたが、IHクッキングヒーターであれば、さっとひと拭きでおしまいです。

IHだと、ガスコンロでは当たり前の鍋振りはできませんが、かき混ぜ方を工夫すれば問題ありません。

あと、ガス火に比べると、火事の危険性も格段に低い(100%安全という訳ではありません)のではないかと思います。

※ただし、後述しますが、IHクッキングヒーターについては少し後悔している点も。。。

 

③防音室 – ピアノやギターの演奏、カラオケも思い切り楽しめる!

次男はピアノ、さらに私以外の家族3人がダンスを習っていたこともあり、妻の提案で防音室を作りました。

実は、マンション住まいだったとき、お隣から「ピアノの音がうるさい」と何度も苦情を言われたことがあったのです。

当時、ピアノを置いている部屋側のお隣には「別にピアノの音は聞こえない」と言われていたのに、部屋から遠い側のお隣からは何度も苦情を言われました。
(そのお隣さんは子供のいない40代の夫婦でしたが、それが関係しているかどうかは分かりません)

こちらもできるだけの配慮をしようと、当時、防音効果のあるカーテンを買ったり、消音ユニットを取り付けたりと、20万円ほどかけて何とか対策しました。

そのように苦労したこともあり、一戸建てでは思い切って防音室を作ることにしたのです。

ダンスの練習もできるように、7.5畳と少し大きめの間取りにしました。

 

気になる費用は、

  • 特注ドア     …  71,600円
  • サッシ(二重窓用)…199,050円 ※取付費含む
  • 工事       …262,000円

ということで、合計で532,650円かかりました。

壁を構造合板と石膏ボードで二重にする以外に、天井も石膏ボード二重張りにし、二重窓にもしました。さらに、盲点になりがちな換気フードも特別に防音用に工事。

そのおかげで、かなりの音量でピアノを演奏しても、外にはほとんど聞こえないくらいの防音効果を得ることができました。

もともと角地における角部屋で、お隣の家もありませんので、もう音について気にするほとんど必要はありません!

 

現在、長男はギターも習い始めて、この部屋で思う存分練習をしています。
また、子どもたちはジョイサウンド提供の家庭用カラオケサービスをパソコンで利用して、カラオケも楽しんでいるようです。

 

さらに、将来的には、音質・音響にこだわったホームシアターシステムを導入するのも面白いかな…と考えているところです。

防音室のドア
防音室のドア。カラオケボックスのような重厚なつくりです。

 

④2階リビング - 日当たりに加え、外からの視線を気にしなくてよいメリットも

2階リビングについては賛否両論あり、立地によっても適切かどうかは変わってきます。

我が家の場合、少し迷ったものの、かなり人通りが多い立地の特徴を考えて2階リビングにしました。

駅近ということもあり、自宅前の道は人通りがとても多いのですが、2階リビングだと気になりません。
もし一階のリビングだったら、通行の人影がとても気になり、全くくつろげなかったかなと思います。

もともと南向きの角地ですが、2階リビングにしたことで、一層日当たりがよくなりました。

2階リビングのデメリットとしては、キッチンも2階になることが一般的なので、食材等を持って上がるのが少し大変というところでしょうか。
ただ、今のところ、足腰を鍛えるトレーニングも兼ねていると考えて、あまり苦にはなりません。

1階がリビングの家でも、洗濯機は1階、干すのは2階のベランダとなっていることが多く、洗い終わった洗濯物を2階に持って行かなければならないことはよくあると思います。それを考えると、2階リビングでもあまり苦労は変わらないかなとも思います。
(我が家は2階に浴室や洗濯機があり、そのまま平行移動でベランダに干せるので意外と楽です)

老後は2階へ上がるのに苦労するかも…との懸念も少しありますが、どうしてもキツくなったら家庭用エレベーター設置も検討したいと思っています。

※なお、最近新しい冷蔵庫を購入したのですが、2階への搬入費用として3万円ほど追加でかかってしまいました。このように、大型家電や家具の搬入には、追加費用がかかることがあります。

 

⑤セコム・ホームセキュリティ

我が家は人通りが多い道路に面していることもあり、敷地にゴミを捨てられたり、物を壊されたりしないかも心配だったので、セコムのホームセキュリティを導入しました。

あと、2階リビングでもあり、1階に誰もいない時間が多く、気付かない間に不審者に侵入されてしまうといった事態も心配だったことが理由です。

オプションで監視カメラも設置し、セコムのステッカーも玄関ドアなど何ヶ所か掲示。
その効果か、今まで何もトラブルなく生活できています。価格もリーズナブルでとても満足です!

 

セコムのホームセキュリティについては、以下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

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【ちょっと後悔】失敗したかな…と思った自宅の装備・設備

では、ここで「これは失敗したかも…」と思ったものも紹介したいと思います。

節水型トイレ

「節水型トイレが失敗」と言うと、意外に思う人が多いかもしれません。

実は、節水型トイレは明らかに詰まりやすいと感じるのです。

実際、トイレ詰まりを直す業者の人も「節水型トイレだと、汚物を押し流す水圧が弱いので詰まりやすい」といったことを言っていました。
(最近の節水型トイレは優れているので、そのようなことはないという意見もあるようです)

我が家には1階、2階にそれぞれトイレがあるのですが、3ヶ月に1回ほどのペースでどちらかのトイレが詰まるという感じです。
(なお、マンションに住んでいた時は、12年間でトイレが詰まったのは1回だけでした)

仕方がないので一度業者にトイレの詰まりを直すのを依頼したら、請求された料金は何と3万2千円…!
これで四半期ペースで詰まったら、たまったものではありません…(涙目)

節水型トイレで、たとえ一年に水道代を何千円か節約できても、これでは何の意味もなくなってしまいます。。。

 

節水型トイレを設置する場合には、このようなリスクもあることを考慮し、場合によっては導入前に業者にしっかり意見を聞いてみてもよいでしょう。

 

我が家のトイレ詰まりの直し方(解消方法)【参考までに】

ピーピースルーF、我が家のストックです!

我が家では、ネットでトイレ詰まりを直す方法を調べて、酢と重曹を混ぜて便器に投入など色々試しましたが、一番効果があったのは「ピーピースルーF」の投入です。

お湯に溶かして便器に投入し、何時間か待つ必要がありますが、確実に効果がありました。

ただし、あくまでも我が家のトイレ詰まりには有効ということで、もともとピーピースルーFはトイレ詰まり解消のための使用が推奨されている訳ではありませんので、実際に試す場合には自己責任ということでご注意ください。

 

なお、風呂場や洗面所、キッチンなど水まわりの詰まりを直すのに、ピーピースルーF効果は絶大です!

 

我が家ではさらに強力な「ピーピースルーK」を購入して試したこともあります。

ピーピースルーFと異なり、お湯に溶かさなくても使用可で、確かにさらに強力な効果があると感じます。
(その効果はFの5倍とも言われます!)

なお、医薬用外劇物の業務用排水管洗浄剤という位置づけで、事前に劇物譲受書の提出が必要となり、結構手間がかかります。

実は、一度トイレ詰まりを直す業者に来てもらった時も、このピーピースルーKを便器に投入したうえでポンプで押し流すという手順でした。

 

 

広々としすぎたキッチン

新居の設計をしてもらうのに、建築士の方と間取りの打合せをしていた時、私はつい調子にのって
「広々としたキッチンで料理を楽しむのが夢だったんです」
と語ったことがあります。

私としては、当時住んでいたマンションの狭いキッチンではなく、開放感のあるキッチンで料理ができることを楽しみにしている程度の軽い発言だったのですが、それを真に受けた建築士の方がキッチンのスペースを標準より45cmも広くしてくれていたのです。

図面だけだと広さが分からず、てっきり通常の広さと思っていたのですが、建築が進んだ家を見学して、キッチンが妙に広いことに違和感を覚えました。

そこで、

「何か、キッチンのスペースがずいぶん広く感じますね」

と建築士の人に聞いてみたところ、返ってきたのが

「はい、通常より45cm広めにスペースをとっています」

との返事。そこで、始めてキッチンスペースが広すぎる理由が分かったのです。

キッチンのようなもともと限られたスペースでは、プラス45cmというのはとても大きい違いです。

その結果、2点困ったことが…

まず、キッチンと冷蔵庫や食器棚との距離があり過ぎて、一歩、二歩と足を動かさないと届かず、移動が多くなること。

もう一点は、キッチンが広い分、当然リビングのスペースが狭くなってしまいます。その影響で、テーブルとソファの通る隙間がほとんどない状態になってしまいました…

いつかキッチンをリフォームする時には、位置も標準通りのところに変更しようと思っていますが、いつになることやら…(苦笑)

 

ラジアントヒーター

我が家のIHクッキングヒーターは、2口がIH、1口がラジエントヒーターとなっています。

3口としては標準的な構成ではありますが、実はこのラジエントヒーター、とにかく使い勝手が悪い!

なかなか温まらないし、すぐに焦げ付くし、全く使い物になりません。実際、もう1年以上使っていないので、実質2口状態となってしまっています…

「ラジエントヒーターは海苔を炙ったり、もちを焼くのに便利」との触れ込みですが、そんな目的で一般の家庭がどれだけ使うことでしょう…。

 

当時はIHクッキングヒーターのことを全く知らなかったので仕方がないのですが、価格は高くなるものの、3口のIHクッキングヒータであれば全てIHにすることを強くおすすめします。

 

まとめ – 実物をみて具体的なイメージをもつのがおすすめ

家を建てる際、どのような間取りや設備・装備がよいか、専門家や経験者の話を聞いたり、実際にショールームや他の家を見せてもらい、具体的なイメージをもてるようにするのがおすすめです。

我が家も事前にかなり下調べをして、建てたつもりでしたが、やはり実際に住んでみて分かったこともたくさんありました。

今回紹介した内容が、少しでも皆さんの参考になれば幸いです。

 

*なお、老後の住まいについて留意すべき点については、こちらの記事も参考にどうぞ。

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