【実際に取得済】定年後や老後におすすめ!仕事で使える資格5選

「定年後も働き続けるために、さらに知識やスキルを身につけたい」


老後も仕事を続けたいと考える人の中には、そのようにあらためて資格の勉強に挑戦したいという人も多いでしょう。

すぐに就職に有利になったり、業務遂行に役立つ訳ではありませんが、それでも、資格取得を目指して勉強することはいくつもメリットがあります。

 

雑誌やネットでも「おすすめ資格〇選!」といった記事を見かけますが、あまり実態を知らないライターが書いたのか、浅い内容のものも少なくありません。

そこで今回、私の経験からおすすめできる5つの資格を紹介していきたいと思います。

特筆すべきは、全て私が実際に取得した資格であるということ。

つまり、この記事を読めば、実際の取得保持者が説明する、資格の詳細や実態を把握できる訳です。

 

*ちなみに、最近取得したのはTOEIC(955点)です。※2023年1月

 

本記事で紹介する資格

  1. 中小企業診断士
  2. ファイナンシャル・プランナー (FP)
  3. 基本情報技術者・ITパスポート
  4. TOEIC
  5. ウェブ解析士 

 

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資格取得のメリット - 定年後や老後も見据えて

自分のスキル・知識を第三者に証明できる

自分がどのくらい職務を遂行する能力があるのかは、結局のところ実際の働きを見てもらう以外にありません。

それでも、資格を持っていれば一定の水準まではスキルや知識があることを客観的に示すことができます。

知識を整理、体系化できる

社会人経験が長ければ、今まで断片的に接してきた分野がたくさんあるはず。例えば、会社員であれば業務の中でITや会計、法務等に全く無縁だった人はいないでしょう。

それらを体系的に学ぶことができれば、各断片がつながり、視界が開けたような感覚を味わうことができるはずです。まさに勉強の醍醐味ですよね。

 

新しい刺激や充実感を得られる

新しいことを知ったり、理解したりすることは本来楽しいものです。学習で得たインプットに加え、日常生活や仕事で関連する情報に触れるとさらに知識や理解が深まっていきます。

そのような刺激が人生を豊かにしてくれることは間違いありません。

 

では、私の経験をもとに、今後もニーズ拡大が期待できて、チャレンジのしがいのある資格をいくつか紹介していきます。

全て私が取得済で、実際に仕事に活かしている資格です。25年以上の会社員経験から、業界や業種にあまり限定されず、定年後にもますます広く活用できると思われる資格です。

 

*もし、他の資格も探してみたい場合は、記事「中高年におすすめ!資格学習講座7選【50代・60代、老後にも役立つ】」もどうぞ。

 

企業内で活用できるおすすめの資格【5選】

中小企業診断士 ‐ 会社員経験の総まとめとして【50代、60代にも】

中小企業診断士 - 会社員経験の総まとめとしておすすめの資格

経営コンサルタントとして唯一の国家資格。

難易度は高いのですが、会社員の経験があれば必ず自分が得意とする分野があるはず。その意味で、多くの人におすすめしたい資格です。

私はもともとIT部門に所属しており、 第一種情報処理技術者(現:応用情報技術者)試験に合格していたため一次試験で一科目( 経営情報システム )免除となり、二次試験の情報システムに関する大問も難なく解答することができました。

財務・会計やマーケティング、法務に関わっていた人なども、それぞれの得意分野や強みを活かして学習に取り組めると思います。

会社員経験の総まとめとして取り組み、幅広い視野を獲得することで、自分の気づかなかった関心や強みが明らかになるかもしれません。引き続きキャリアを磨いていける可能性が開けます。


*さらに詳しく知りたい人は以下の記事もぜひ読んでみてください。

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定年後に向けたおすすめ資格【中小企業診断士】~50代、60代にも

 

ファイナンシャル・プランナー (FP)- 金融や関連する業界で活用、自分のライフプラン作成も

ファイナンシャル・プランナー (FP)- 金融や関連する業界で活用、自分のライフプラン作成も
人生100年時代ともいわれる今日、長い老後生活ではお金に関する準備は欠かすことができません。

人生の夢や目標を見すえて総合的な資金計画を立て、経済的な面から実現に導く「ファイナンシャル・プランニング」の専門家がファイナンシャル・プランナー です。

ファイナンシャル・プランナー(FP)としての資格は何種類か存在しますが、まず目指すFP資格としては、2級FP技能士AFPが適切でしょう。

FP技能士は国家資格、AFPは民間資格という違いはありますが、内容やレベルははほぼ同じです。

2級FP技能士に合格すれば、研修と登録手続きを経ることでAFPも取得することができるので、かなりお得ですね。

ファイナンシャル・プランニングには、家計に関わる金融、税金、不動産、住宅ローン、生命保険、損害保険、教育資金、老後資金、年金など幅広い知識が必要です。

もともと金融機関では取得する人が多い資格ですが、最近ではそれ以外の業界の人も取得を目指す傾向が強くなっているようです。具体的には住宅、不動産、教育、さらにローンを扱うことも多い自動車販売等でも活用が期待できます。

さらに何と言っても、自分自身のライフプランも作成できるというメリットがあります。

私も、AFP資格を取得する際には自分自身のライフプランを課題として作成して提出しました。
作成しながら、自分自身のライフイベントや資金計画をあらためて意識することができたことも大きな収穫となりました。

もちろん、自分の親など身内や知り合いの相談に乗る場合にも知識とスキルを活かすことができます。

このように、公私で大いに役に立つ資格と言えますね。

 

*具体的な勉強方法については、以下の記事でも紹介しています。

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③基本情報技術者・ITパスポート ‐ IT関係者でなくても十分合格は可能

基本情報技術者 - IT関係者でなくてもしっかり勉強を続ければ十分合格は可能

やはり今の時代、「ITの知識やスキルを身につけたい!」と考えている人も多いでしょう。

この基本情報技術者試験はIT部門で働く人やSE(システムエンジニア)には取得必須とされていることも多い国家資格です。

IT部門やIT業界で働いた経験がない人でも、興味をもって地道に取り組めば、独学で十分合格できる可能性があります。

誰でも耳にしたことがある用語やトピックが数多くあるはず。

なお、多くに人にとって一番懸念されるのはプログラミングの問題かもしれません。

ただ、私も専用の問題集(今は廃止となったCOBOLを選択しました)を買って完全に独学で合格できましたし、ロジックを意識して読み解きながら勉強するのは楽しかったですね。

完全に文系と思っていた自分ですが、「理系の才能があるかも!」と思えたのはうれしい発見でした。

プログラミングもますます注目を集めているスキルですので、40代、50代の中高年の人も、これをよい機会ととらえて勉強してみるのはいかがでしょう。

 

まずは参考書や問題集をパラパラと読んでみて、「ハードルが高すぎる…」と感じる場合にはまずITパスポートの勉強から取り組むのがおすすめです。

ITパスポート(iパス)はITを利活用する全ての人を対象にした資格であり、今までの業務で関わってきた内容が数多く含まれているはずです。

iパスはCBT(Computer Based Testing)方式で受験できることも大きなポイント。

CBTとは、コンピュータを利用して実施する試験方式のことで、受験者はコンピュータに表示された試験問題に対して、マウスやキーボードを用いて解答します。

随時、試験が実施されているので、都合のよい試験日時・会場を選択して受験することができるのです。

スキマ時間を有効活用できる【オンスク.JP】では、月額980円から気軽にPCやスマホで学習を始められるITパスポート講座もありますので、チェックしてみてください。

 

TOEIC ‐ 英語の基礎力がある人、英語に興味がある人はぜひ

英語の基礎力がある、英語に興味があるという人にはTOEICの勉強もおすすめです。

私自身は2021年10月、久々にTOEICを受験し、950点というスコアを取ることができました。

(2023年1月現在:955点)

これからの時代、海外の事例やトレンドを押さえておく必要性、重要性も増しています。ネット上では、英語の情報が最も多い状況ですので、英語ができれば多くの最新情報を入手することができます。

私の場合も、「Webマーケティングで何かおもしろい施策はないかな」と、アメリカでの事例を探すことがあります。何と言ってもWebやITの話題はアメリカ発のものが圧倒的に多いからです。

仕事で使える英語力をアピールするには、700点以上、できれば800点以上を目指したいところ。
700点台のレベルだと、TOEICのリスニング問題を聴いても分からない箇所が結構ある状態だと思います。

語学は継続する仕組みを作れば必ず上達します。すでに600点前後のスコアを取れる力があれば、ある程度基礎力はあるはずですので、あとは継続して学習すれば比較的容易に700点、さらには800点を超えるスコアを取れるでしょう。

私の場合、TOEIC855のスコアを2回連続で取得してからは、スコアを上げることに注力するのはいったんやめて、ITやWebの実務で英語力を磨くことに集中するようになりました。

その後、客観的に英語力を示す必要性を感じて、15年ぶり(!)にTOEICを受験したところ、目標の900点を大きく超え、950点を取得することができました。

 

どの年代でも、客観的な英語力の指標となるTOEIC学習はおすすめです!


*TOEIC学習については、以下の記事もぜひチェックしてみてください。

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⑤ウェブ解析士  ‐ ウェブマーケティングのスペシャリストを目指して

ウェブ解析士 -ウェブマーケティングのスペシャリストを目指して

国家資格ではありませんが、企業にとってウェブの重要性は高まる一方であり、最近注目が集まっている資格の一つです。

ウェブ解析は「アクセス解析」「ウェブマーケティング解析」「ビジネス解析」の3つの領域をカバーします。
ウェブ解析士はコンサルティングが仕事であり、集めたデータから課題を見つけ出し、解決する役割を担っているのです。


私自身、この2~3年ほど現在は公式ウェブサイト開発やウェブマーケティングに携わっており、一通りの知識は持っていましたが、ところどころ分からないことがあり、
「ウェブに関しても、きちんと勉強したい。ついでに資格取得もできるといいな」
と思っていたところ、仕事でご一緒したウェブサイト開発会社の方がこの資格を持っているのを知り、挑戦してみました。

私の場合、書店でテキストと問題集を購入し、3ヶ月ほどの勉強期間で合格することができました。

40代後半ともなると記憶力は落ちているはずですが、インプットの勉強の仕方はもう慣れたものなので、あまり苦労はしませんでした。


試験はオンラインで受験することも可能で、テキストなども持ち込み可となっていますので、あまり細かいところまで暗記する必要はありません。

また、試験に合格すると、Googleアナリティクスを使ったレポートを提出する必要がありますが、きちんと講師の指示に従って作成すれば問題ありません。

ウェブマーケティングでは、かなり正確に客観的なデータをすばやく収集できるので、仮説検証やPDCAサイクルを迅速に回すことが可能です。結果が想定通りになっているかを確認するのはとても楽しく感じます。

今までマーケティング手法について学んだことのある人は、実際に成果をデータで確認できる素晴らしさを感じることができると思います。

 

まとめ ‐ 資格は老後もキャリアの補強材料、学ぶ姿勢が大事

まとめ ‐ 資格は老後もキャリアの補強材料、学ぶ姿勢が大事

冒頭で述べたとおり、資格を取得したからと言って即有利になる訳ではありません。

はっきり言うと、資格よりも実務経験のほうが重要だと思っています。

あくまでも、資格は自己のスキルを一定程度証明するもの、関心を持ってもらうための補強材料と考えるべきです。

実務と資格勉強の両輪でより能力を高め、経験を積んでいくのが理想なのは現役時代と同様ですね。

引き続き学ぶ姿勢をもち、日々成長していくことが大切なのは変わりません。

 

*自分に合った資格を探したい場合は以下の記事をどうぞ。

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