【精神保健福祉士】50歳目前で合格→未経験で即正社員採用の実例あり!

「人生100年時代。まだ何十年も生きるとして、何の仕事をして収入を得ればよいのかな…?」
「今から未経験の分野の勉強をして、仕事を始めるなんて遅すぎるだろうな…」

老後が近付いてくると、こういった思いを持つ人も多くなってくるでしょう。そんな時は、まず行動を起こしてみるのも一つの方法かもしれません。

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今回、参考として私の妻の例を紹介したいと思います。実は、私の妻(49歳)がこの3月に精神保健福祉士の国家資格試験に合格しました。

約1年の勉強と実習期間を経ての試験合格。さらに驚くことに、合格とほぼ同時に(正確には合格前に!)、地元の有名な医療機関から精神保健福祉士として正規職員の内定をいただきました。

まだいくつかアプローチをしただけにもかかわらず、あっという間の内定劇に、妻本人も私も非常に驚いています。内定をいただいた医療機関で、この4月から働き始めたところです。

そこで、今回、妻の監修を受けながら、精神保健福祉士(PSW)という資格と仕事について解説したいと思います。

 

*妻は、東京未来大学福祉保育専門学校の通信教育課程で勉強していました。以下からまとめて資料請求できます。

 

精神保健福祉士(PSW)とはどんな資格?【通信講座もあり】

厚生労働省のサイトによると、以下のように説明されています。

精神保健福祉士は、精神保健福祉士法(平成9年法律第131号)に基づく名称独占の資格であり、精神保健福祉士の名称を用いて、専門的知識及び技術をもって、精神科病院その他の医療施設において精神障害の医療を受け、又は精神障害者の社会復帰の促進を図ることを目的とする施設を利用している者の地域相談支援の利用に関する相談その他の社会復帰に関する相談に応じ、助言、指導、日常生活への適応のために必要な訓練その他の援助を行うことを業とする者をいいます。

 

福祉分野全般を扱う社会福祉士に対し、「精神保健福祉」という特化した分野を扱うのが精神保健福祉士です。精神障害者が抱える問題に対して、援助や支援を行う役割を担います。

精神保健福祉士になるには、毎年1回実施される精神保健福祉士国家試験に合格する必要があります。なお、試験を受けるには11のルートに分かれた受験資格が必要です。

試験合格後は厚生労働省への登録を経て、精神保健福祉士を名乗れることになります。

 

精神保健福祉士資格を持つメリット

東京未来大学福祉保育専門学校
妻が勉強で使っていたテキスト

では、ここで精神保健福祉士の資格を持つことでどのようなメリットがあると考えられるか、挙げてみます。

活躍の場が多い(求人も豊富)

精神保健福祉士としての活躍の場は、医療機関に加えて、社会復帰のための施設やデイケアセンター、行政機関など多岐にわたります。さらにハローワーク、教育現場、民間企業でもニーズは広がっています。

高齢化を始めとする社会的な長期トレンドから考えて、今後も人材へのニーズは高まる一方でしょう。

実際、50歳間近で全く未経験の妻でも、複数の医療機関からよい返事をいただいていたことからも、求人の豊富さを強く感じることができました。

ただし…機会は多いとしても、自分が採用されるかどうかは別問題です。「この人となら一緒に働いてみたい!ぜひ来てほしい」と採用者に思ってもらえるような、トータルな評価が重要になることは言うまでもありません。

妻の場合、約10年間、役所の非常勤として通訳・翻訳の仕事に携わっていたことも、信頼できる人物と評価された点だと思われます。

また、大変ポジティブな性格で面接受けもよいタイプなので、そのキャラクターが評価してもらえたところは大いにあると思います。

ついては、私の妻の場合はとてもスムーズに職を得ることができましたが、精神保健福祉士の資格を取得したからといって、誰もが即スムーズに内定を得られるとの保証はありませんので、ご留意ください。

 

長く働ける場合が多い

なんと!妻の医療機関では、本人が希望すれば最長80歳まで勤務してOKとのこと。そんな職場初めて聞きました…!

まあ、はたして働く気力や体力がそこまで持つのかという問題はありますが、機会を与えてくれるのは嬉しいですね。

 

留意すべき点【給料面など】

精神保健福祉士として働く場合、一般的に以下の点には留意しておいた方がよいでしょう。

給与水準は年収300万円台からスタートが一般的

未経験の場合、年収は300万円台からスタートとなることが多いようです。私の妻の場合も同様の給与水準です。一般的に、年収アップしたとしても500万円程度で頭打ちになることが多いようです。

もし唯一の働き手として家族を支える立場だと、この年収だけではなかなか厳しいかもしれません。

さらなる年収アップを目指し、社会福祉士等へのキャリアアップを図る人もいます。

 

給与の割に業務が大変との声も

通常の生活では、あまり接することのないタイプの人たちと関わることも多くなります。やはり、精神的にも肉体的にも疲労は大きいようです。

私自身、精神保健福祉士と聞くと「椅子に座ってじっくり相談に乗る仕事」といったイメージを勝手に持っていたのですが、実際の職務内容は千差万別。場合によっては、体力勝負となる業務もあります。

妻が配属された先は、医療機関内にいくつもある施設のうち介護を担う部門で、体力も必要だと聞いています。

 

個人情報、センシティブ情報の扱いに注意が必要

職務の性格上、個人情報や病歴等のセンシティブ情報を知り得ることも多いので、そうした情報の扱いには細心の注意が必要です。その点でも神経を使う仕事です。

 

色々な経歴を持つ同僚も

さまざまな年齢やバックグラウンドを持つ人たちが働く職場も多く、同僚とうまくやっていく姿勢が求められます。

妻が勤務する現在の医療機関では、同期入所に18歳の若者も数人いるとのことです。18歳ということは、うちの長男と2歳しか違いません(笑)。まさに親子ほどの年齢差です。

なお、妻は老若男女問わず、誰とでも仲良くやっていくタイプなので全く問題なし!むしろ、多くの人と関わることができて、よい刺激を受けているようです。

 

まとめ

職場によって大きく職務内容が異なるので、一概には言えませんが、安定して、長く働くことを優先するのであれば、とても有望な資格・仕事だと思います。

妻は働き始めるのをとても楽しみにしていたのですが、やはりいざ勤務が始まると、まだ慣れないこともあり、大変だと感じる点も多いようです。

ただ、毎日頑張っている姿には本当に頭が下がります。こちらも負けずに頑張らねばと思う日々です。

 

*妻は、東京未来大学福祉保育専門学校の通信教育課程で勉強していました。以下からまとめて資料請求できます。

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